あいさつ、雪かき、清掃活動を積極的しており、地域では本気で応援したくなる野球部になっているそうです。
雪かきは雪国では必須の労働ですが、過疎が進んでいる地域ではご老人がされている場合も少なくないと思います。
このような心がけは本当に素晴らしいですね
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http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100318ddlk06050137000c.html
毎日新聞 2010年3月18日 地方版
21世紀枠で甲子園初出場を決めた山形中央高野球部。実力もさることながら、県大会決勝での大敗をきっかけに93年から始めた学校周辺のごみ拾いや雪かき、礼儀正しいあいさつも高く評価された。活動は他の部にも広がり、06年度には校内にボランティア愛好会も誕生した。野球部をはじめ学校全体で地域での活動に取り組む山形中央。その取り組みを追った。【鈴木健太】
◇あいさつ、雪かき、清掃…
昨年12月下旬のある日の朝。一面雪で真っ白に覆われ、身が凍えるように寒い中、野球部員らは午前7時半からスコップを手に雪かきに励んでいた。練習用の白いユニホームの上にグラウンドコート姿。白い息を吐きながら黙々と取り組んだ。
野球部は毎週火曜を「環境整備の日」としている。朝の練習時間の約30分は雪かきやごみ拾いの時間だ。校舎の玄関前、グラウンドの外周、南隣の県村山総合支庁の駐車場、正門から約200メートル並ぶナナカマド並木。地域に出て、ごみを拾う。
学校近くに住む会社員、佐藤香織さん(32)は「野球部の生徒が家の前を雪かきしてくれてとても助かる」と喜ぶ。一塁手の小山尚哉選手(2年)は「入部当初は何でこんな事やるんだと不思議に思った。でも近所の人からの『ありがとう』の一声でうれしくなり、だんだん楽しくなってきた」と話す。
部員は目が合う距離に人が通れば、練習を中断しても相手にお辞儀してあいさつする。「おはようございます」「こんにちは」。近くに住む無職、奥山ちえ子さん(70)は「最初はあまりに大きな声なのでびっくりした。でも、2〜3回あいさつされるうちに親近感がわくようになった」とうれしそうに話す。
「普段から一生懸命ごみ拾いや雪かきをする部員の姿を見ていたので、今回は何か応援してあげたかった」。村山総合支庁総務課の林義和副主幹はセンバツ出場が決まった当日、「祝 センバツ出場 山形中央高校野球部」と書いた大きな張り紙を4枚作った。同課の神尾伸子総務主査は「うれしい決定を庁舎内に一刻も早く伝えたかった」と、庁舎玄関前などに張り紙を張った。それを見て職員は手をたたいて祝った。
2月には、支庁有志の職員らが激励金集めに取り組み、職員約700人中約400人から約50万円が集まり、25日に菅野滋支庁長が梶原賢校長に手渡した。
梶原校長は「野球部の地域貢献活動は、見返りを求めたものではない。地域の人々の支えがあって自分たちがいる。地域から愛されて初めて応援される」と語る。


